「ドリフトスクール」とは言うものの実際は「運転基本技術練習会」という感じで「定常円旋回」「８の字旋回」「Ｊターン」の三種類を何回も繰り返し練習します。３コースで同時にローテーションしながら行うので１つのコースを５台で練習する事になります。走行回数も多いですし同乗走行・添乗走行・マイクでの指示があるので初心者には良いと思います。
＝定常円旋回(荷重移動でオーバーステアに出来る！)＝
定常円旋回ではアクセルオフで前荷重状態にすればアクセルでオーバーステアになる事がわかりました。普通にアクセルを踏むとアンダーになりますが、上手く荷重移動をするとパワーオーバーに持ち込めます。円が小さくなったり大きなったりして一定の円でドリフト状態を維持するのは難しいです。
＝８の字旋回＝
８の字旋回は定常円より難しいです。定常円の場合はグルグル回りながら適当なタイミングでオーバーステアに持ち込めば良いのですが、８の字の場合はタイミングが限定されているうえに円の大きさも限定されているので難しいです。最後の方になって切り返しが上手くいく様になったのですが上手く行ったのは数回だけでした。さすがに大井さんは同乗走行で自由自在に８の字ドリフトしてました。
＝Ｊターン（ブレーキングドリフトは簡単だった？）＝
Ｊターンは比較的簡単にできました。なかなか面白いです。助走で加速して８0km位になった所でアクセルオフと同時に緩やかにハンドルを切り、横Ｇがかかった所で「かる〜くブレーキかける」とググッとお尻が出ます。これも回り過ぎたりアンダー気味になったりするのですが慣れてくると思ったとおりに曲がれます。後半にカウンター調整だけでなくアクセルを適度に踏んで加速すると綺麗に立ち上がる事ができます。