去年の12月も燃料ポンプ故障で途中棄権でしたが今年の12月も2本目途中でエキマニ破損で途中棄権となりました。
車はローダーでショップ送りとなり、私は熱海の忘年会に新幹線で行くはめになりました。
1本目は普通に走れたのですが8カ月ぶりのドライ走行でリズムがつかめないままに終わってしまいました。
しかし今回は収穫がありました。大井さんのスクールで足回りのセッティングが危険な事を指摘された事とブレーキングの問題点を指摘された事です。
=危ない車だった=
以前から最終コーナー立ち上がりやダンロップの先で「スパッとお尻が流れる」事がよくありました。
ズルズルなら良いのですがスパッと出てスピンしそうになります。
大井さんによると「プロならともかく素人には難しくて危険な車」だそうです。私としてはDCCDをオートにしたりフロントにLSDを入れたりして立ち上がりを安定させたつもりだったのですが問題はロールだそうです。
私としてはリアの足回りを固めるとオーバーステアになってリアの足回りを柔らかくするとアンダーステアと信じていたのですが、
大井さんによると「ロールしすぎてオーバーステアになってる」との事でした。
「バネを固くする」「スタビを固くする」「減衰を固くする」「キャンパーを強くする」等の対策が必要との事でした。
=ブレーキングの問題=
大井さんの逆同乗で「ブレーキングが要特訓」と言われました。ブレーキを残して少しずつ離しながらハンドルを切っていくのが曲がるブレーキという事は知っていましたが、
現実は「思い切り踏む」「パッと離す」というスイッチの様なブレーキになっていた様です。
コーナー進入時点で速度が落ちすぎてブレーキをパッと離してからハンドルを切っているのでフロント荷重が抜けてしまっていました。
パットが新品でエアダクトもついてプレーキが効きすぎた面もあった様です。
DL1で大井さんと私のデータを比較すると違いが良く分かります。
ブレーキについては「クリップまでに減速を終了するつもりで」「ブレーキを離しながらハンドルを切っていく」「ブレーキ終了地点を意識する」 「大井さんの様な滑らかな減速〜加速をする」 といったところです。ただし頭では分かっていても上手くできるかどうかは別問題かと思われます・・・。