2007.4.1.ハイパーミーティング
 

=天気が良すぎた

周期的に雨が振る春の気候が続いていましたが運良く雨にならずに好天となりました。しかし好天になりすぎて気温があがりすぎてタイムは期待できません。目標タイムとしてはベストの一秒落ち程度は覚悟して5秒台後半から6秒台前半を狙っていました。

=パワステフルード噴出(1本目)

2周ほど慣熟走行をしてペースを上げて行くとヘアピン立ち上がりでフロントウインドウに水滴?が飛び散りました。1月末のヘッド交換でガスケットを交換してクーラント噴出は解決した筈だったのに何故?と思いました。

さらに走ると水滴が増えて前が見にくくなったのでワイパーを動かしたら・・・目の前が真っ白になりました。ウォッシャー液を出しても出しても真っ白のままです。

やむなくピットロードに戻ってボンネットを開けて確認したところクーラント噴出ではなくパワステフールド噴出でした。フロントウインドウを良く拭いて再スタートしましたがアタックを始めるとたちまち目の前が見えなくなります。結局集中してアタックする事はできずに1本目を終了しました。タイムは1分6秒977でした。

=エンジンブロー!!(2本目)

2本目はパワステフルードがフロントガラスにかからない様にエアダクトを閉じて走る事にしました。水温が心配でしたが前が見えない事には満足に走れません。後の車がすごくユックリ走っていたので自分もユックリはしっていたら1周したところで早くも前方がクリアとなりました。そこで2周目から軽く?アタックを開始しました。何となく加速が悪く加速時にエンジンから異音(カタカタパンパン)がしているのですが視界良好なためか本日ベストの1分6秒686が出ました。

しかし次の周回では更に加速が悪い感じになりながらバックストレートに入りました。バックストレートで車間を調整して再度アタックに入ろうと考えて最終コーナーを立ち上がっていったのですが・・・ホームストレートでは明らかに加速しない状態となりました。第一コーナーでは完全に失速してしまいました。S字コーナーは右側を徐行して走り係員の指示にしたがって1ヘア手前からAパドックに入り今シーズンの走行を終了しました。

=エンジンブローの原因

思い当たる節としては2月の走行会の時から加速(とくにやや高いギアでの全開加速=80R)の時にパンパンという異音(ビデオではカタカタ音)が出ていました。異常燃焼(ノッキング)していた可能性があります。あとはヘッドを変えてから高回転が伸びるためにオーバーレブする事が時々ありました。

=その後の経過

JUNに運んでもらってエンジンを分解したところ、1番のピストンに穴が開いていた?そうです。2番・3番のピストンリングも固着して焼きついていたそうです。
燃焼室にノッキングの形跡はなくJUNの見解としては「過去のオーバーヒートでブロックがわずかに歪みピストンリングの密着が悪くなり燃焼ガスが抜けて焼きつきを起こした」のではないかとの事でした。 「ブロックとピストン3個の交換」が必要だそうです・・・。